| ざくろ・・・ | 和名:石榴、柘榴、若榴
英名:pomegranate
学名:Punica granatum |
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ざくろは被子植物ザクロ科の唯一の属である植物です。
はるか昔、1000万年以上前からある植物で、原産地はイラン地方です。日本には10世紀頃に中国から伝来し、食用や薬用として使われてきました。現在、原産地のイラン地方以外に、アメリカ・スペイン・中国などで栽培されています。
日本では庭木、盆栽など観賞用に栽培されることが多く、矮性のヒメザクロ(鉢植えにできる)や八重咲きなど多くの栽培品種があります。
初夏には鮮紅色の花を咲かせ、その後、夏から秋にかけて果実が成長します。果実の赤く硬い外皮を割ると赤く透明な果肉(仮種皮)の粒が現れます。その果肉一粒ずつに種子があることから、古代より肥沃を象徴する植物とされてきました。みなさんが「ざくろ」と聞いて思い浮かべるのも、木ではなくこの果実のほうではないでしょうか?
ざくろは、女性の美容と健康に効果があるということで注目を浴び、一部では「美のフルーツ」ともいわれています。これは、ざくろの果汁に女性ホルモンの「エストロゲン」と同様の働きをするといわれる成分が多く含まれていることから言われています。
植物性エストロゲンが種子から発見された近年、突然ブームになったように感じますが、ざくろと健康ははるか昔から深い結びつきがあるのです。
例えば、ざくろの果皮を乾燥させたものを、漢方では石榴果皮(せきりゅうかひ)といいます。これを煎じて飲むと下痢止めや虫下しになります。
また、果実にはクエン酸が豊富に含まれており、疲労回復効果があるとして好んで食べられています。(ざくろの果実を食べるのは、大ぶりで甘味の強い外来種のものです。)
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